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毎年、花粉症に苦しめられている方は多いと思いますが、花粉の飛散量が減らないせいか、私の周りでも今まで花粉症ではなかった方が、急に花粉症になってしまうケースが多く見られます。今月は花粉症対策につながる「部屋の空気をキレイに保つための家電活用術」についてお話します。
部屋の空気をキレイにするための代表的な家電といえば空気清浄機。デザインや付加機能もさることながら、空気清浄機を選ぶ際に重要なのは「適用床面積」で、これは規定の粉じん濃度の汚れを30分で清浄できる広さ(畳数)を表しています。購入時には、使用する部屋より大きい適用床面積のものをオススメします。なぜなら右表の例のように適用床面積が大きければ、より短時間で空気の清浄が行えるからです。 使い方としては、普段は「自動運転」にしておき、花粉が部屋に入り込んだと思うときは「強」モード(あるいは「花粉」モード)で強制的に空気を清浄しましょう。「強」モードにすると電気代が気になりますが、24畳対応の空気清浄機を「強」モードで1時間運転しても約1.3円、「弱」モードなら約0.1円です(※)。また、花粉は床近くに舞い落ちますので、空気清浄機は低い位置に設置するのが効果的です。 床面に落ちてしまった花粉は空気清浄機では除去できませんので、掃除機もこまめにかけましょう。掃除機のかけ方は、花粉やホコリを舞い上がらせないようにゆっくりとかけることと、排気で舞い上がらせないように、できるだけ排気口を掃除し終えた方向に向けることがポイントです。
夕方に洗濯物を取り込んだら、「ハクション!」。急にくしゃみが出てきたという方も多いのでは?洗濯物を乾燥する際、洗濯乾燥機の乾燥機能を使えば花粉を避けられます。けれども、天気が良いのに乾燥機を使うのをためらわれるなら、外干しで衣類が乾いた後に10分程度乾燥運転するだけで、衣類についた花粉を払い落とせます。試してみてはいかがでしょうか? 暖かくなってきたので、布団を干す機会も多くなると思います。干した後に花粉を払おうと布団を叩くと、花粉を粉々にしてしまったり布団の中に花粉を押し込めてしまったりと逆効果。軽く払ってから掃除機のヘッドをふとんノズルに替えて花粉を吸いましょう。また、部屋の中で布団乾燥機を活用する方法もあります。乾燥時間は50分くらいで、1回あたりの電気代は約12円です(※)。天気のあまり良くない日でも乾燥させられますし、重い布団を持ち上げる手間がかからないメリットも!
外出すると辛いですが、せめて家の中だけは快適にくらしたいもの。身近な家電製品でも使い方次第で花粉症対策として活用できます。せっかく買った家電製品、上手に活用して辛い花粉時期を乗り切りましょう!
※ 電気代はメーカー数社のカタログ記載の消費電力を基に試算した目安の金額です。
(2009年4月 くらしのラボ 藤平 達也)