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TEPCO くらしのラボ
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今月のコラム 快適にくらすための家電選び くらしのラボで調べてみました

今月のコラム

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vol.02 「除湿」と「冷房」、どちらが省エネ?

夏も本番になり、エアコンを使う時間もだんだん長くなってきました。今月は夏には欠かせないエアコンの省エネについて取り上げます。


湿度を下げたいとき、「除湿」と「冷房」、どちらが省エネ?

最新式で、且つそのメーカーの高級機種エアコンを使っていると仮定した場合、「湿度を下げたいとき、除湿と冷房、どちらが省エネ?」にどうお答えになりますか?実は答えは「冷房」です。TEPCO銀座館(※1)に来館されたお客さまに尋ねると「除湿」と答える方がほとんどです。
(※1:平成22年5月31日をもって閉館いたしました。)


「除湿」の方が省エネと思ってしまう理由は?

「だって冷房は部屋の温度まで下げる必要があるけど、除湿は湿度を下げるだけだから除湿の方が電気代も節約できると思います」。確かにエアコンの仕事を「湿度を下げる」「温度を下げる」の2つに分けた場合、そのうち湿度だけを下げるのが「除湿」、両方ともやらなくてはいけないのが「冷房」ですから、そのとおり、と思うところです。しかし、実際のエアコン作動のしくみは、「除湿=湿度を下げること」と「冷房=温度を下げること」は同時に行われます。それどころかそれぞれを単独で行うことはできないのです。


なぜ「冷房」の方が省エネか?

再熱除湿のイメージここからがタネ明かしです。
高級機種エアコンで行われている除湿は、部屋の温度を下げないで湿度だけを下げる「再熱除湿」。つまり「冷房をしながら、同時に暖房をする!」方法になります。そのしくみには、冷媒の配管を巧みに組み合わせることで、室外機で放出していた熱を室内側で利用するという優れた技術が使われていますから、冷房運転をしながら単純に暖房を追加するわけではありません。しかし、省エネの観点だけでみると、「冷房」は温度を下げて湿度を下げるのに対し、「除湿」は温度を下げないようにする分、エネルギーを余計に使うことになるのです(※標準機種エアコンは、弱冷房運転による除湿を行っています)。とはいえ、「冷たすぎるのはイヤ」「湿度だけを下げたい」というニーズをお持ちの方も多いはず。状況に合わせて「冷房」と「除湿」を上手に使い分けてください。


表

省エネには温度設定を上げるのが効果的。扇風機を併用すれば涼しく感じられるので、設定温度を下げるよりも省エネです。ぜひ夏場の省エネルギーにご協力をお願いいたします。


(2008年8月 くらしのラボ 白鳥 健夫)




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