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今月のコラム 快適にくらすための家電選び くらしのラボで調べてみました

今月のコラム

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vol.21 おいしく炊く炊飯器の「しくみ」

4月からの新生活に向けて、3月に家電を購入する方も多いのでは?実際に炊飯器などの家電は、3月が最も販売台数の多い月となっています。今回は、おいしくご飯を炊く炊飯器の「しくみ」についてご紹介します。


始めチョロチョロ…

表

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炊飯器の歴史は古く、大正10年には手動で火力を調節する炊飯電熱器が、昭和30年には火加減を自動にした自動式電気釜が発売され、現在主流であるIH式炊飯器は昭和63年に発売されました。以前は、「始めチョロチョロ」で始まるご飯をおいしく炊く方法が知られていました。詳しくは「(1)始めチョロチョロ(2)中パッパ(3)ジュウジュウ吹いたら火を引いて(4)一握りのワラ燃やし(5)赤子泣いてもフタ取るな」などと言いますが、現在の炊飯器はこの5つの工程を再現しています。


ご飯をおいしく炊く「しくみ」

ご飯をおいしく炊く方法は、科学的に「しくみ」として解明され、現在は炊飯器が自動で行っています。その「しくみ」は、まず、吸水工程と呼ばれる(1)でお米に20〜60℃程度の水をたっぷり吸わせ、次に(2)の炊飯工程で、一気にお米を炊き上げます。(3)になると釜内の水気は無くなり、おねばがじゅうじゅう吹き出し、そのまま加熱すると焦げ始めますので加熱を止めます。この状態ではまだご飯は炊けていないので、フタを取らずに蒸らします(5)。十分蒸らしたらフタを取る前に(4)で少し加熱し、余分な水分を飛ばします。フタ裏の水滴がご飯に落ちると味が落ちるため、フタ内のヒーターで水滴を飛ばす機種もあります。


炊飯器のさらなる進化

従来のヒーター式の炊飯器は上記の「しくみ」の通り、かまどの炊飯を追求していましたが、IH式は、より細やかな火力調整や高火力が可能になりました。最近では、さらにおいしく炊くため、かまどの炊飯には無かった機能や工程が付加されています。それは、100℃以上の水温で炊き上げる圧力機能や、高温スチームをご飯に噴射する機能などで、ご飯にハリやツヤを与えます。また、釜の種類もおいしく炊くために、複層構造、土鍋釜、炭釜など、バリエーションが豊富になっています。


進化した最新の炊飯器で炊いたおいしいご飯で、新しい生活を始めてはいかかでしょうか?
炊飯器やその他の家電の選び方はこちらへ


(2010年3月 くらしのラボ 森田 賢志)




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