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オール電化住宅の紹介 建築家の建てた電化住宅
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仕事を持つ奥さんの家事負担軽減を目指すアイデアが満載
IHクッキングヒーターによるオープンキッチンを採用し、LDKと水周りのある2階は回遊可能な一大スペースに −藤沢の家
炊事に洗濯、掃除・・・。毎日のことだけに、家事は共働き家庭の奥さんにとって負担となることが多い。だからといって、子どもとのコミュニケーションの時間は減らしたくない・・・。やはり、ストレスなく、暮らしを楽しむには、いかに効率よく家事をこなすかがポイントになってくるはず。そんな、仕事を持つ奥さんの要望を住宅のプランニングによって叶えたのが「藤沢の家」。家事全般への配慮はもとより、設備にオール電化を採用して高い快適性と低ランニングコストをも実現したこの住宅について、設計を担当したFISH+ARCHITECTSの中山薫さんと盛勝宣さんに伺った。
家事負担を軽減する回遊可能な動線
この「藤沢の家」は、仕事を持つ奥さんがいかにスムーズに家事をこなせるか、という点でさまざまなアイデアが盛り込まれているとのこと。まず、どのような依頼でスタートしたのかからお聞かせください。
写真
「男女ふたりでお話を伺うので、奥さんも旦那さんも要望を出しやすかったのでは」と中山さん(左)。盛さん(右)も、「メールも使って、施主さんとのコミュニケーションはばっちりでした」。
中山:
施主は、共働きの40代のご夫婦。お子さんは、中学生の息子さんと
小学生の娘さんという4人家族です。もともとは、都内の戸建て住宅
にお住まいになっていました。一度、自宅を建てて生活された経験を
お持ちだったので、今度は「こういう家にしたい」という思いが強かっ
たのだと思います。ご自身たちの共働きというライフスタイルも考慮
し、要望を30数項目に渡ってまとめていらっしゃいました。

盛:
ご要望は非常に具体的でしたね。例えば、「IHクッキングヒーターや
食器洗い乾燥機を使いたい」「屋内に洗濯物干し場が欲しい」「収納
を多く」・・・など。旦那さんからも「トイレに小便器を付けたい」という
ご要望がありましたが、やはり、中心は仕事を持つ奥さんの家事に
関わるところ。ですから、毎晩7時頃に帰宅する奥さんが、いかに無駄なく動けて、家事がしやすいか、そこからプランニングがスタートしました。
具体的には、どのようなプランをご提案されたのでしょうか。
写真
3階のトップライトと吹き抜けで上部から効率よく採光を図ったLDK。左奥が屋内の物干し場で、キッチンからすぐに抜けられる。
中山:
木造3階建ての2階をLDKと水周りに。つまり、家事のほとんどはこの2階で行われます。フロアの中央に位置するオープンキッチンから、浴室や洗濯機置き場、洗濯物干し場をぐるりと回れる動線上に配置して、効率よく動けるようにしたというのがポイントです。炊事をしているキッチンから洗濯機までドアもなく、さっと移動できます。つまり、帰宅した奥さんが、家事を一気にこなせるわけです。
盛:
このお宅の付近では多少塩害があったり、働きに出ているため日中干しっぱなしにできなかったり、ということもあっての屋内の洗濯物干し場なのですが、便利さの面でも申し分ないですね。洗濯機から取り出してすぐに干せるというのは非常にラクですから。余計なエネルギーを使わずにすむだけでなく、何より時間を効率よく使える。空調や通風にも配慮していますので湿度も問題ありません。
IHを採用したキレイなオープンキッチン
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