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オール電化住宅の紹介 建築家の建てた電化住宅
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「ワインを楽しむ」をコンセプトに提案する空間操作と仕掛け
オール電化+外断熱で、デザイン性に加えて快適性と資産価値の向上を目指したセカンドハウスの新たな形――ワインを楽しむ為の家
「ワインを楽しむ為の住宅」という作品名を聞けば、ワイン好きならずともなんだかワクワクしてくるはず。立地は栃木県那須の別荘地。その名の通り、高原の自然を愛でながら家族でワインを楽しんだり、気の合う仲間を呼んでパーティーを開いたりと、週末に活躍するアミューズメン性に優れたセカンドハウスとして計画されたという。近隣の別荘地では珍しい鉄筋コンクリート造、しかもオール電化の採用でさまざまなメリットを享受するというこの建物について、設計を担当したイオ・コンダクト一級建築士事務所の上島拡和氏に伺った。
ワインを楽しむというコンセプト
「ワインを楽しむ為の住宅」という作品名からはさまざまなイメージがふくらみます。まずどんな方が、どのような形で依頼されたのかからお聞かせください。
施主は、地元栃木県の那須で別荘の販売に長年携わってきた方。那須という土地に対して特別強い思い入れをお持ちでした。何よりも、ご自身で多数の別荘を展開されていることから、建物への知識や興味も人一倍。ただ、これからの別荘、セカンドハウスのあり方に関しては、いろんな側面での提案が必要になってくるともお考えだったようです。住宅の性能もそうですが、ワクワクするような楽しさも必要では、とのことでした。
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従来の別荘とは異なるプランをお望みだったということですか。
はい。まず、おっしゃっていたのが「資産価値の下がらない別荘」ということ。従来の別荘のイメージは木造やログハウスなど、固定化されていましたよね。ただ、その場合一定期間使われなければ換気も行われず、木造部分が悪くなってしまう例もあったようです。つまり、そこで資産価値が下がってしまう。施主も多くの別荘を手がけてきて、そのあたりのプランニングやイメージから変えてみたいとのことでした。
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コンクリートの外断熱構造、次世代のことを考えたオール電化。住宅性能を確保した上で、徹底的にわくわくできる住宅に。安定した室温は人にとって快適なだけでなく、ワインの保存にもよい。
そこで、「外断熱」の鉄筋コンクリート造で「オール電化」の設備というプランになったわけですね。
私自身、4年ほど前に独立して那須塩原市で設計事務所を始めたときから、外断熱とオール電化を組み合わせた住宅設計に力を入れてきました。依頼された別荘に関しても、高気密・高断熱としたうえで室温や空気の流れをきちんとコントロールし、安全性や清潔性、環境性の面で優れたオール電化の設備を使えば、きっと長く使い続けることのできる、別荘の新しい方向性を見出せると思いました。
「ワインを楽しむ」というキーワード、コンセプトはどこから導き出されたのですか。
施主のご家族と別荘のプランについて話していたときのこと。長く使えるというだけでなく、「年を経るほど、住むほどに味が出る。しかも深みを増して価値があがる。そんな住宅にしたい」、「それなら、上質なワインみたいな住宅だね」と、最初はなにげない会話からでした。ただ、そこから、ワインをいろんな形で楽しめる家にしようということになり、ワインを飲むスペースに遊びのある空間構成を取り入れたり、ワインセラーとなる地下室を設けたり、とアイデアが広がっていきました。
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