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オール電化住宅の紹介 建築家の建てた電化住宅
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合理的に導き出した快適性とスタイリッシュな暮らし
屋根を重ねて包む独自のデザインで風と熱と光をコントロールする木造を感じさせないオール電化住宅 ―襲(かさね)の家
スタイリッシュな暮らし
内観はクライアントのご要望どおり白で統一され、クールな印象ですね。
ワンフロアワンルームのシンプルな間取りです。本来であれば、木目を活かした仕上げというのも可能でしたが、このホワイトの内装に関してクライアントは譲らなかったですね(笑)。ただ、外光をバウンスさせて取り込むと非常に明るく、さらに広く感じられます。この清潔感やモダンな感じを求めていらっしゃったんでしょうね。
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木目のままでもきれいだったが要望どおりホワイトに。塗装も小口をつやありに側面をつや消しにして塗り分けて、できるだけシャープな表情に。
キッチンもスタイリッシュに納まっていますね。
全体のバランスから、広い空間に家具のようにキッチンがあるというスタイルをめざしました。フードに関しても、四角のオブジェにも見えるようにステンレスで制作しています。先ほどもお話しましたが、不燃材の使用やフードの距離などで内装制限が緩和されますから、オープンキッチンの実現には、IHクッキングヒーターが有利ですよね。
収納や水周りは、どこに配置されていますか。
室内の東側に壁から天井まで斜めに林立する10本ほどの柱があるのですが、この裏側にスペースを設けています。二階はクローゼットとし、一階は大きめのクローゼットとトイレやバスルームなどの水周りを配置しています。あまり室内に物を置かないライフスタイルとのことでしたから、収納スペースはかなり確保しました。ちなみに、この斜めの柱は構造的には筋交いの役目を果たしており耐震性を高めています。また、クライアントの要望にあった「ビビッドな色」は、水周りなどで使っています。紫がかったグレーや鮮やかなレッドを差し色することで、LDKや寝室とは異なる雰囲気が出てアクセントになっています。
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モノトーンが基本。しかしトイレ、洗面の一角にはレッドや紫を差し色で使い、イメージをスペースによって変えている。
自分たちの要望を徹底するところと、建築家に委ねるところが、はっきりしたクライアントのようですね。
お二人とも柔軟な考え方をお持ちでしたね。既成概念にとらわれない、合理的な判断をされます。しかも、私たちと住宅を作るという行為自体を楽しんでいらっしゃる感じ。ご要望は明快で、根幹になる部分だけ。その実現のためにアイデアを出すと、共感してくださいました。例えば「庭の離れ」を「屋上のロフト」として提案できたり、拘束されなくて自由だから、いろんな可能性が出てくる。そんなキャッチボールの中で、オール電化も含め、建物としてバランスをきちんと考えたご提案ができたと思います。
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