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「今は静岡に住んでいますが、故郷である山梨の環境は充分に知り尽くしています」と原達也さん。
「かなりのこだわりを持った施主との打ち合わせを繰り返す中で、風通しと断熱に関しては特に気を配りました」とのこと。 |
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高床式にした主な理由はやはり湿気対策です。
1階部分となるピロティ(※)の日陰の涼しい空気を2階床下の孔から取り入れ、階段ホールの1〜3階までが吹き抜けとなった「風の道」を通します。そして、圧力差と温度差を利用して室内で対流を起こし、空気を流すわけです。その他にも、補助的に湿度センサー付換気扇を設置しています。
家を不在にする場合、閉め切ることになりますが、誰もいない室内でも常にこの空気の対流があります。 |
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ピロティ
=柱または壁だけで建物をささえ、地上階を自由に通り抜けるようにした空間。 |
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床下には115ミリの発泡ウレタンをいれ、さらに断熱性能の優れた材料を使っているため、冬は暖かく感じます。和室以外の床はコルクタイルを使用していますから、夏はさらっとした感触で気持ちよく、冬は冷たくありません。引渡しから3年がたちますが、猛暑の年にも夏にエアコンをつけたのはたったの1回とのこと。以前の住まいとは雲泥の差と施主から言葉をいただきました。思った以上に空気の対流が機能していて成功を実感しています。 |
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台所、浴室への給湯は夜間の割安な電力を活用できる電気温水器を採用しています。また、調理器具にIHクッキングヒーターを使用することで、この住まいの特徴でもある広々とした空間でも空気の汚れが少なくてすみますし、台所の換気扇の容量を最小限に抑えることができて省エネルギーにつながっています。 |
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施主は電気関係の仕事に従事していた関係で、省エネルギーに非常に関心をお持ちです。しかも、この地域は年間を通して晴天の日が安定しているという特性がありますから、屋根にソーラーバッテリーを取り付けて太陽光発電を行っています。子供たちにもエネルギーについて意識してもらいたいとの理由で、リビングの一番目立つところに発電機のメーターを付けて常に発電量をチェックしているそうです。オール電化にすることで、太陽光発電と組み合わせるメリットが出てきますから、ガスは一切使用していません。 |
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| 開け放つと広々としたスペースが広がる。細い柱と和紙のクロス、天然木のパネルでまるで木造の和室のような雰囲気に。軽量化する工法によって、和室にふさわしい10cm角の柱を実現している。 |
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オール電化を採用したポイントは、エネルギー源の統一ですね。そうすることにより設備工事の簡易化によるコストダウンが可能になります。高気密・高断熱住宅の場合、排熱による周辺温度の上昇が少ない電気の熱源機器は理想的です。また余計な冷房のためのエネルギーも抑えられます。また、イニシャルは多少高いのですが、機器自体の対応年数は長いということを施主に対してご説明しています。 |
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「ライトBOX」は、細かい工夫をところどころに施しながら、それをさりげなくデザインの中に取り入れています。ですから、家全体の雰囲気が本当に気持ちよくおおらかです。リビング、和室、階段を上がったところの広い窓、広いテラス。家の中のどこでも、さわやかな風を感じながら、快適を実感していただけていると思います。 |
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3階は家族のためのスペース、2階は親しい人とのスペース、1階レベルのピロティ(※)部分は挨拶を交わすくらいの人たちと接するスペース、と階によって人とのかかわりを分けています。中央の階段を上がっていくのは見知らぬ人にとってかなりの勇気が必要。そんな防犯性の高さも高床式のメリットと言えるでしょう。 |
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