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オール電化住宅の紹介 建築家の建てた電化住宅
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アンティーク風意匠と最新電化設備のベストマッチを実現
落ち着いた古民家・京町家のイメージをベースにした和モダンデザインの都市型オール電化住宅―――「調布の家」
限られたスペースを活用するアイデア
施主が家作りを楽しんでいる様子が目に浮かびますね。

そうなると、打ち合わせの際にもお互いいろいろなイメージがわいてきます。こちらからも家の中心となる大黒柱を提案しました。120年ほど前の栗の古材を山梨県から運んだのですが、なんとも言えない風格があって1階では玄関、2階ではリビングの顔になっています。やはり、大黒柱があると空間も引き締まって、家全体の統一感が生まれますね。

2階リビングというお話も出ましたが、続けて空間構成についてお聞かせください。

敷地は2面を道路に接する角地で、しかも南北に細長い形状です。人通りの多い道路に接する南側に水回りや予備室を置いて緩衝空間を作り、玄関や階段をはさんで静けさを確保した奥の方に寝室やリビングなどのプライベート空間を置く。さらに、採光を考慮してリビングは2階にというプランはすぐに固まりました。
 
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クリームイエローの落ち着いた外観としっとりとした木製建具が印象的。通りに面していながら、引き込むように作られた玄関の位置によって広さを感じさせるとともに、プライバシーにも配慮。
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給湯にエコキュートを採用したバスルームは格子で囲った坪庭に面し、開口も大きくとって開放的に。グレーをベースに濃紺のモザイクタイルを組み合わせて貼り、レトロな雰囲気を演出している。
細長い敷地形状ということは、うなぎの寝床と言われる町家のアイデアも活かせそうです。

施主の要望のひとつでもあった坪庭を適所に配し、内部を一体空間にして視線の抜けを長くとることで、敷地面積以上の広がりを感じさせています。また、東側に設けた玄関のアプローチも通りからの動線を長くとるため、玄関正面に壁を立ててクランクさせ、坪庭による視線の抜けも利用して広がりを見せるなど、限られたスペースを有効に活用しています。

道路に接しているとのことですが、プライバシーへの配慮はいかがでしょうか。

敷地を目いっぱい使うため開口に面する部分はすべて木製の格子で囲いこむようにしています。バスルームも坪庭に面して開放できるようにしてあるのですが、ここでは2枚の格子をそれぞれの隙間を隠すようにずらして設置することで対応しています。これならば、風も光も通しながら、外部からの視線は遮ることができます。
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