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オール電化住宅の紹介 建築家の建てた電化住宅
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「アウタールーム」という新提案とオール電化設備がポイント
「のびやかで明るく、あたたかい家に」という願いをかなえたオール電化リフォームの機能性と快適性―――HT−house
フレキシブルに使える子供室
「アウタールーム」やリビングの上部には、3人の娘さんのための子供室が用意されているのですね。
白崎泰弘:
3年ごとに変わる娘さんたちのライフステージに順応していくため、それぞれの個室をあらかじめ用意するのではなく、成長に合わせて自在に仕切ることのできる寝室と勉強コーナーを一室ずつ、というご提案にしました。13.5畳のワンルームの寝室には、入り口も照明も3つ設けてあります。また、収納は間仕切りに使うことができる可動式のクローゼットとしました。

白崎治代:
勉強コーナーには、並んだ娘さんたちが勉強を教え合う場面を想定して5mの長机を作り付けました。勉強に集中するときにはロールブラインドを下ろしてブース化できるようにしてあり、3つのスペースにはそれぞれ照明・コンセント・LANを用意。こちらは、奥さまが家事をしながら勉強を教えたり三世代でくつろいだりと、家族のコミュニケーションスペースにもなっているようです。

開放的な空間構成が、家族の結びつきにも良い影響を与えるのかもしれませんね。
白崎泰弘:
近くに家族がいる環境の方が、勉強がはかどるかもしれません(笑)。個室とは別に勉強コーナーのような「公室」を設けるアイデアは、子供室は個室がよいか大部屋がよいかといった議論に対してのひとつの回答になるのではないかとも感じています。また、開放的な空間構成ということで付け加えると、今回は快適な室内環境を実現するために重要な断熱性の面でも徹底した改修を施しています。
 
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[上]勉強コーナーに光を取り込むため、既存の屋根を改修しガラス瓦を使ったトップライトを設置(撮影/畑亮)。
[下]間仕切りに使う可動式クローゼットは、通常ワイヤー操作で車輪を上げて家具内に収納。地震時の横滑りを防止する。
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「外観に関しては、既存部分の白い外壁と増築部分の黒い外壁による二色対比によって、モダンな印象を演出。もとの住宅の色を残すことで名残や履歴を感じさせることも意図しています」(白崎泰弘氏)。
「テクスチャーはやさしい雰囲気のものをセレクト。ガラスレンガやすりガラス調フィルムの使用、また木の素地が透けて見える塗料のふき取り仕上げなどによって奥行きも感じられます」(白崎治代氏)。
白崎治代:
当初は壁や天井の下地を残す計画だったのですが、木軸の欠損や構造の不整合が目立ったため、今回の構造計算に必要な柱・梁に関わる部分は全面的にはがして補強。その際に、劣化していた断熱材もすべて交換しました。加えて、1階の床下に断熱材が入っていないことも判明。施主が、1階の底冷えをどうにかしたいとおっしゃっていた理由がわかりました。
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