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オール電化住宅の紹介 建築家の建てた電化住宅
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「スタイリッシュで環境にやさしく、しかも経済的」がコンセプト
ルーバーを巡らせた中庭のプランによって光あふれる快適空間を実現したオール電化住宅―――ひかりハウス
アルミ素材を活用した個性的なプラン
中庭というアイデアは以前からお持ちだったのですか。
以前には、2階リビングのプランで中庭とボイドを設けて光を取り込む設計をしたこともあります。やはり、周囲を気にしてカーテンを閉めっぱなしにしてしまうようでは大きな窓を付けても無意味ですし、隣家の裏側が見えるのも心地良くないはずです。それならば、人工的にきれいな壁を作って囲み、その空間に向かって開放的な生活をした方が良いのでは、と思っています。
「ひかりハウス」の中庭は、ルーバーによって囲まれているのですね。
先ほど申し上げたように周囲より見下ろされる敷地条件。プライバシーと日照という相反する要素を確保するために、アングルルーバーは必要不可欠なものでした。ただ今までは、質感やコストの面から木製ルーバーをご提案することが多かったのですが、「ひかりハウス」に関しては、施主からのご要望でアルミ素材のものを使用しています。
それはどのような理由だったのでしょうか。
亡くなられたご主人のお父さまは、生前この地でアルミのリサイクルに関わる仕事をされていたとのこと。そのオマージュという意味でもアルミ素材をお使いになりたいということでした。中庭に巡らせたアングルルーバーのほか、外装や内装の一部にもアルマイト処理したアルミ素材を使っています。アルミは比較的コストがかかりますが、お父さまの同業の方々から協力を得て、大々的な使用が可能となりました。
 
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吹き抜けの壁面は珪藻土を使用。床はオイルステイン塗装を施したレッドパインの無垢材。セミオープンタイプのキッチンで、クリーンな空気環境を保つことのできるオール電化のメリットを生かした一体空間となっている。
外装にもアルミを使われているのですね。
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カラマツ材のデッキを設けた中庭。窓を全開にするとリビングと一続きの広いスペースとなり、多目的に使うことができる。玄関を入った瞬間にこの中庭の緑が目に飛び込むよう計画されている。
当初は波状に形成したスパンドレルも検討しましたが、最終的には施主とも相談の上、素地板を選択しました。モノとしての存在感もありますし、シンプルでスタイリッシュな外観に仕上げることができたと思います。もう一点、アルミは再生することによるメリットが非常に大きい素材。環境に配慮した家を、再生・再利用できる素材で作りたいという施主の思いにもアルミは応えているのです。今回のような再生アルミの使用は今後の住宅においても大きなテーマになってゆくのではないでしょうか。
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