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オール電化住宅の紹介 建築家の建てた電化住宅
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「スタイリッシュで環境にやさしく、しかも経済的」がコンセプト
ルーバーを巡らせた中庭のプランによって光あふれる快適空間を実現したオール電化住宅―――ひかりハウス
建築家 関本竜太氏が設計したオール電化住宅「ひかりハウス」は、その名の通り自然光を最大限に受け止める明るさが魅力。東南西3方を建物に囲まれるという難条件を克服し、プライバシーにも配慮した、「採光」「開放感」「快適性」へのアプローチとは。外装・内装の異なるテクスチャーが感じさせる印象にも配慮したデザイン性や、随所に生かされたオール電化設備のメリットともに、関本氏に伺った。
中庭とハイサイドライトで明るい空間に
非常に明るい印象の「ひかりハウス」ですが、住宅の建て込んだ地域ということもあり、そのプランにご苦労もあったのでは。
東京都練馬区の密集した住宅地にある、東南西の3方向を建物に囲まれた旗竿地。しかも単に隣地の建物が接近しているというだけでなく、東側の5階建てマンションも、西側のアパートも、バルコニーがこの敷地に向いて建っていたため、見下ろされるような形になっていました。いかにプライバシーを確保しつつ、採光や通風などの自然環境を取り込んでいくか、なかなか難しい条件でした。
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「都市の景観になじむアルミを使ったモダンな外観とは対照的に、内部は木質を感じさせるリラックスできる空間を目指しました」。また、フィンランドへの留学経験もある関本氏のセレクトによる北欧デザインの照明が各スペースのアクセントに。
では、最初に敷地をご覧になった印象は必ずしも良いものではなかったと。
最初に伺ったのが、真冬の2月。隣家の影になる部分には、雪が溶けずに残っていて、率直に言って暗くて寒いという印象は拭えませんでした。しかもその季節、周辺の建物の間から敷地に日が差し込むのは正午くらいからで、午後1時を過ぎる頃にはもう日が陰ってしまう。このような場合には、2階にリビングを置くことで生活スペースへの日照を確保していくご提案をするのですが、こちらは施主のご要望もあって1階リビングのプランとなりました。
それはどのような意図のご要望だったのですか。
ゆくゆくはご主人のお母さまもご同居される可能性があること。またご主人自身の健康のことなども考えて、足を悪くしてしまったりすると常に階段を使う生活が負担になるだろうと判断されたようです。この与条件で明るい1階のリビングを作ることは難題でしたが、南東に中庭を設け、そちらに開放するリビングの吹き抜けを工夫することによってクリアしました。
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高い吹き抜けとハイサイドライトによる採光によってリビングの奥の方まで光に包まれる。縦方向に視線が抜け、条件の厳しい敷地であることを忘れてしまうほど近く、大きく空が感じられる。
その採光のプランは、具体的にはどのようなものでしょうか。
2階テラスとの立体的な段差を利用し、高さ5mのリビング吹き抜けに設けたのがハイサイドライトです。ブーツ型になっており、中庭に近い部分は一階の窓から、リビングのずっと奥の方へはハイサイドライトからと、お昼前後にわずかに差し込む直射光を2段階に取り込むことが可能に。日中はほとんど照明を使う必要がないほど明るいリビングが実現できました。また、夏場の高い角度からの日射は2階テラスが庇となって遮るというプランです。
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